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■セルフメディケ―ション
自分の健康は自分で守り、適切なセルフメディケ―ションを習慣づけること
が、大切である
規則正しい生活のリズムとバランスのとれた食事をとることが基本
体重、脈拍、舌の状態、便通に注意する
家庭常備薬
日頃、健康管理に気を使っていても、体調の優れないときは誰でもある
ものです。 そんなときに頼りになります。
(1) 医師にかかるまでの応急手当に使われるもの
(2) かぜ、頭痛、食べ過ぎ、飲みすぎによる胃腸不良、ちょっとした
ケガ、疲れ目などの治療に使われるもの
(3) 疲れなどに対する健康補助薬、ビタミン、滋養強壮剤など
■かぜと漢方薬
風邪のひきはじめは、上手に汗を出して、温かい飲物をとって治して
ください。 漢方では汗を出して風邪を治すことを解表といいます。
寒気、頭痛、発熱が風邪のひきはじめの代表的な症状ですが、汗が
すでに出ている人は、桂枝湯(45)を服用し、汗が出た分を重湯など
温かい飲物で補充してください。
熱が出ても汗が出ない人は葛根湯(1)、あるいは麻黄湯(27)を3〜4
時間毎に汗が出るまで服用してください。汗を出すのを漢方薬が手伝
います。
発汗とともに風邪が良くなるでしょう。汗が出た後は脱水に成らないよう
に、温かい飲物をとってください。
関節の痛みを伴う人は麻黄湯(27)の方がいいでしょう。
麻黄湯(27)と葛根湯(1)は、麻黄と言う胃にもたれる生薬が入ってい
ますので胃腸が弱い人や、続けて服用する方は注意してください。
また、前立腺肥大症の方はおしっこが出にくくなることがありますので注
意をしてください。
このような胃腸が弱い方などは、麻黄が入っていない参蘇飲(66)が良
いでしょう。しかし、発汗作用は少なくなります。
病気などでからだが少し弱っている方が風邪をひかれたときは麻黄附
子細辛湯をおすすめします。
細辛はくしゃみにも良く効きます。
くしゃみなど鼻炎の症状が強いときは小青竜湯(19)が有効です。
寒気を伴わない人は葛根湯が(1)がいいでしょう。
せきが出る人は桂枝湯(45)と麻黄湯(27)を合わせた桂麻各半湯が
有効ですが、半夏厚朴湯(16)や麦門冬湯(29)を頓服された方がよい
でしょう。
のどの痛みには桔梗湯(138)が有効ですが、時には抗生物質との併用
が必要になる時があります。
4〜5日を経過した風邪は気管支炎や肺炎を伴ってくる場合があります
ので医師に相談してください。
さて、あなたの風邪のパターンはどのタイプでしょう。自分を見つめて風邪
のひきはじめに対処してください。
■こんなときに漢方薬の頓服を
発作的に止まらない咳に
越婢加朮湯 2.5g+半夏厚朴湯 2.5g または
越婢加朮湯 2.5g+麦門冬湯 3.0g |
子供のぜんそく発作に
麻杏甘石湯 2.5g |
のどのつかえに
咽頭神経症に半夏厚朴湯 2.5g |
しゃっくり、嚥下困難に
利膈湯 半夏 1.6g ┐
梔子 0.3g ├ 3×(頓)
附子 1.0g ┘ |
頻脈型の不整脈に
炙甘草湯 3.0g |
胃の冷えた痛みに
安中散 2.5g |
頭痛に
川キュウ茶調散 2.5g または
呉茱萸湯 2.5g |
背筋のコリに
葛根湯 2.5g |
肩コリに
葛根湯 2.5g または
小柴胡湯 2.5g |
腹痛、腰痛、関節痛、筋肉痛に
芍薬甘草湯 2.5g |
痔核のかんとんに
麻杏甘石湯 7.5g |
足のひきつれに
桂枝加朮附湯 2.5g
十芍薬甘草湯 2.5g |
生理痛に
下腹部の痛み 安中散 2.5g
腰の痛みに 芍薬甘草湯 2.5g |
妊娠のつわりに
小半夏加茯苓湯 2.5g |
元気な人が、ちょっと疲れた時に
補中益気湯 2.5g |
かぜのひきはじめの常備に
桂枝湯(弱い人)
葛根湯
麻黄湯(関節痛)
麻黄附子細辛湯(冷えのある人)
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